

こんにちは、ひで法務事務所の牧田です。
先日、ある国庫帰属申請案件で、法務局の審査官や農林水産省・財務省など関係省庁の職員の方々と一緒に現地調査へ行ってきました。
管理する省庁は、現場を見て決まることもある
国庫帰属制度では、帰属後の土地をどの省庁が引き継いで管理するか、一定のマニュアルがあります。
ですが実際は、「この土地、本当にウチが管理できる?」という“現場目線”の判断が重要で、机上だけでは決められない部分があるんですね。
そのため、関係職員の方々が現地を直接確認し、
•接道状況
•傾斜や雑草の状態
•周辺の土地利用の様子
などをしっかりチェックされていました。
足元注意。殺虫剤と棒を片手に、いざ現場へ
今回の現場は、なかなか骨の折れる場所でした。
足場はあまりよくなく、蚊がものすごいんです。
なので、私が先頭に立ち、殺虫剤をまきながら進行。
広い土地だったので、予備のスプレーを持って行って本当に助かりました。
さらにこの辺り、時々マムシが出ることもあるので、念のため棒で地面をバンバン叩きながら進みます。
調査というより、ちょっとした“サバイバル”です(笑)。
でも、こうした細かな準備と先導が、関係者の安心にもつながります。
現場の安全を守るのも、大事な仕事のひとつです。
境界表示と図面の「ひと工夫」が審査を助ける
法務局の審査官は、境界表示が適切に設置されているかどうかを、一つひとつ写真で撮影しながら確認されていました。
当然ながら、書類に記載されている内容と一致しているかもチェックされます。
制度上、境界表示の設置は必須ですが、
「境界表示にリンクした測量図」までは義務付けられていません。
でも私は、土地家屋調査士としての視点から、審査官が現地で状況をイメージしやすいよう、現況を整理した図面を作って添付しています。
今回も、「分かりやすくて助かります」と審査官の方からお声をいただきました。
こうした“ちょっとした工夫”が、審査のしやすさ=スムーズな承認につながると実感しています。
現場同行でしか得られない、リアルな情報
現地調査には、基本的に私自身が同行しています。
その場で関係職員の方々と話すことで、
「こういう土地は承認されやすい」
「こういう点がネックになる」
といった、**制度の運用現場での“ナマの声”**を聞くことができるんです。
この積み重ねが、次のご依頼への対応力や提案力に大きく活きてきます。
書類だけじゃない。手続きの“全部”を任せたい方に
もちろん、費用を抑えたい方には境界表示や書類作成のみのご依頼もお受けしています。
ですが、実際には**約8割の方が“フルサポート”**を選ばれています。
書類作成にとどまらず、
•関係省庁とのやりとり
•補正対応
•現地調査への同行・説明
まで、申請完了までのすべてを一貫してサポートしています。
「途中で何か言われたらどうしよう」といった不安を感じることなく、安心して任せていただける体制です。
最後に
国庫帰属の申請は、単なる“書類提出”で終わる手続きではありません。
現地の状態、関係職員の判断、そして現場対応力が合わさって、ようやく申請が動きます。
現場で蚊と格闘しながらも(笑)
一つひとつの土地と向き合い、**お客様の手を煩わせない“安心の申請”**を届けていきたいと思っています。
「ここまでやってくれるのか」と思ってもらえるようなサポートを、これからも積み重ねていきます。